積立投資 (投資信託)

積立投資(投資信託)

投資信託は一定金額で金融商品を購入することができ、ドルコスト平均法が使える良い投資方法です。

投信とよく比較されるETFの場合、資金力が小さい方にとっては、一定金額での購入というよりも一定株数での購入に近いので、ドルコスト平均法とは言い難いかと思います。

少額から一定金額で定期買い付けができる投信積立によって将来の資金を構築するのは、初心者だけに限らず良い投資方法かと思います。

良い商品を選んで、ドルコスト平均法 & 複利の力(年利4~7%)の恩恵を享受しながら長期運用をすれば、歴史的にも統計的にも良い結果が得られることが期待できます。

投資信託はiDecoのような年金ではないので、引き出したいときに売却すればよいです。60歳まで資金拘束されてしまうといったことがないので、投資信託は資金を投入しやすいかと思います。

投資信託のメリットを最大限に活用する方法

投資信託では楽天証券を利用するとメリットが大きいと私は考えています。

というのも、楽天カードを持っているのであれば、投信積立の引き落とし方法としてクレジットカードで決済することで、100円につき1ptの楽天ポイントをもらうことができるからです。

クレジットカード決済での積立は毎月50,000円が上限ですが、最大限の50,000円までクレジットカード決済にすることで、毎月500ptの楽天ポイントをゲットすることができます。
12ヶ月積み立てれば6,000ptにもなるので、1%のポイントがつくというは大きいと考えるべきです。
(余談:仮に6,000円の配当金をもらおうとすると、利回り5%の株を12万円分所有しなければならない)

投資金額別のおすすめ投資方法

毎月の投信にかける資金は人ぞれぞれですが、下記のように積立てをすれば、楽天ポイントのメリットと節税のメリットを享受することができます。

ケース①:毎月33,333円まで積立投資をしたい人
⇒ 積立NISA預かりで毎月33,333円までを積み立てる

ケース②:毎月33,333~50,000円まで積立投資をしたい人
⇒ 積立NISA預かりで毎月33,333円 + 特定口座預かりで毎月16,667円まで、を積み立てる

ケース③:毎月50,000円以上、積立投資をしたい人
⇒50,000円を超える分については楽天ポイントをもらえないので、50,000円を超える分の金額を投資したい人は楽天証券でもよいし他の証券会社で運用してもよい。

ケース①と②については、楽天ポイントをもらうために、楽天カードによるクレジット決済をしたほうがよいです。
楽天カードによるクレジット決済は、毎月1日に積立となりますので、1日以外は選べないというのは注意点です。
楽天カードクレジット決済の詳細は下記のホームページをご参照ください。

楽天カードクレジット決済:楽天証券
楽天証券では、これまで投資信託の積立の引落方法として、証券口座からの引落と銀行口座からの引落を提供しておりましたが、新たに楽天カードクレジット決済が加わります。


ケース③について、50,000円を超える分は、クレジットカード決済をしてもしなくても楽天ポイントはもらえませんので、あえてクレジットカード決済を選ばずに証券口座引落しにすることで積立日を毎月1日以外の日に設定にするというのも時間分散の観点から良いと思います。

選びたい商品

投資金額によらず、指数に連動するインデックスファンドから選定するのが良いとされていますが、時流によってはかならずしもインデックスファンドだけが良いという訳ではないはずです。

ただ、長期的にみてインデックスファンドに勝てないアクティブファンドが多いことを考えると、心穏やかに安心して自分の資金を投入すべきはインデックスファンドではないでしょうか。

数ある商品から選ぶ際に、

・純資産が大きく右肩上がり
・管理費用が安い(一概に言えないが0.2%以下など)
・他

といったように見るべきポイントはいくつかありますが、各証券会社の積立ランキングで上位に存在するような皆に人気の商品が良いと評されていることが多いです。

一般的にインデックスファンドの情報を収集していると、下記のような商品がオススメされているこが多いのでご参考にしてください。アメリカの成長や全世界の成長といった商品が人気ですが、当然長期的にみて何が一番よかったかなんてのは、未来に生きている人間が結果的に知ることができるだけで、現在を生きる我々には分かりません。
今我々にできることは、過去の歴史をみて、統計的にみて、一番期待値が高い商品を選ぶことです。

  • eMAXISSlim米国株式(S&P500)
  • eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXISSlim先進国株式インデックス
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド: 楽天VTI
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド:楽天VT

私の投資信託のポートフォリオ

個人的には、今後もアメリカだけが成長するとは思ってないですが、やはり成長性が一番期待できるのはどうしてもアメリカになってしまいます。

どれか一つだけ投信商品を選ぶのであれば、eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)あるいはeMAXISSlim米国株式(S&P500)に全額投資するのが良いと思っています。

ただ、私は実験的に色々試してみたいので、毎月7万円を下の表のように割り振っています。

積立NISA口座:33,333円(楽天クレジットカード決済)
特定口座 :16,667円(楽天クレジットカード決済)
特定口座 :20,000円(証券口座引き落とし)

合計 :70,000円

上の表をみると、楽天クレジットカード決済の積立指定日は毎月1日になっていますが、証券口座引き落としの商品は自分で好きな日に設定することがきることが分かります。

毎月7万円を想定利回り5%で30年間運用した場合、シミュレーション上は下のグラフのようになります。
ご自身の目標金額に沿うように、積立金額や積立期間と色々シミュレーションしてみてください。
想定利回りは5%で固定でよいと思います。


金融庁の資産運用シミュレーションを利用しています。
参考:金融庁 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

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